
シヴィエさん
ポキポキ…ポキッ…ポキポキ

アマエビちゃん
そんなに関節を鳴らして大丈夫!?
「ポキッ」「コキコキ」という関節の音。
指を鳴らしたときや、肩を回したとき、首を曲げたときにに響くあの音は、一体どこから来るのでしょうか?
医学的な見解をもとに、分かりやすく解説します。
目次
音の正体は「関節内の気泡」
最も有力な説は、関節内の関節液にできた気泡が弾ける音。
関節は「滑液」と呼ばれる液体で満たされており、これが潤滑油のような役割を果たしています。
- 指を引っ張ったり曲げたりすると、関節内の圧力が急に変化します。
- その際、滑液に溶けていたガス(二酸化炭素など)が気泡として現れ、弾けることで「ポキッ」という音が出ます。
腱や靭帯が動いてこすれる音
もう一つの原因は、腱や靭帯が骨に引っかかってはじける音。
特に肩や膝、足首などの大きな関節で「コキッ」「ゴリッ」と鳴ることがあります。
- 動かしたときに筋肉や腱が一瞬だけ骨に引っかかり、外れる際に音が鳴る。
- 特に同じ動作で繰り返し鳴る場合はこのケースが多いです。
加齢や関節の変形による摩擦音
中高年になると、軟骨がすり減ったり、関節の形が変わったりして音が出ることがあります。
この場合は「ギシギシ」「ゴリゴリ」という摩擦音に近く、痛みを伴うことも。
音が鳴るのは危険?
- 痛みがない場合:ほとんどの場合、心配は不要。
- 痛み・腫れ・動かしにくさがある場合:炎症や関節疾患の可能性があるので、整形外科での診察をおすすめします。
私の体験談と改善の工夫

私もデスクワークが多いとき、首や肩がよく鳴っていました。
ストレッチや軽い運動で筋肉をほぐすようにしたところ、音の頻度はかなり減少。
特に肩甲骨周りをゆっくり回すストレッチが効果的でした。
ここまでのまとめ
- 関節の音の多くは気泡の弾ける音や腱の動きによるもの。
- 痛みがない場合は基本的に問題なし。
- 痛み・腫れがある場合は医療機関で相談を。

シヴィエさん
関節を鳴らすのが癖になっててなかなかやめられない…
関節を鳴らす危険性とやめたいときの代替方法
関節を鳴らすのが癖になっている場合、必ずしも危険とは限りませんが、やりすぎるとリスクがあると考えられています。
危険性が低いケース
- 指や関節を軽く動かしたときに「ポキッ」と鳴る程度で、痛みや腫れがない場合
- 気泡が弾ける音であれば、関節や骨に大きな負担はかかっていません。
危険性が高まるケース
- 強い力で関節を鳴らし続ける
- 一日に何度も繰り返す
- 音と一緒に痛み・腫れ・しびれがある
関節を無理に引っ張ったりひねったりすると、靭帯や関節包を傷める可能性があります。長期的には、関節の不安定性や炎症を引き起こすことも。
関節を鳴らすのをやめたいときの代替方法
- 肩や首をゆっくり回すストレッチを取り入れる
- 姿勢を正して深呼吸を行う
- 軽い体操で血流を良くする

まとめ
- 痛みがない場合は大きな心配は不要
- 無理に鳴らす・頻繁に鳴らすのは関節に負担
- ストレッチや運動で「鳴らしたくなる感覚」を減らすのがおすすめ

シヴィエさん
これからは軽いスクワットをするようにするね!

アマエビちゃん
スクワットはいいぞぉ~
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