
シヴィエさん
最近ネットで調べたいことを検索しても思い通りの情報が出にくくなった…?

アマエビちゃん
それは「検索汚染」のせいかもしれいないよ
検索汚染(けんさくおせん)とは?
インターネット検索をしたときに、本来知りたい情報ではなく、質の低い・関係の薄い・偏った情報ばかりが検索結果の上位に出てしまう現象を指します。
特に検索エンジンの「サジェスト機能」が誤情報やネガティブな言葉を強調する場合は「サジェスト汚染」と呼ばれます。
どうして起きるの?
検索汚染は、いくつかの原因で発生します。
- SEO(検索エンジン最適化)の過剰利用
- 本来の内容よりも「検索結果で上位に出ること」を目的に作られたページが増える
- 内容は薄いのにキーワードだけを詰め込んだ記事など
- 広告・アフィリエイト目的の記事氾濫
- 商品を売るためのページが、検索上位を独占
- 中立的な情報や一次情報が埋もれる
- まとめサイト・転載記事の増加
- 他サイトの内容をコピーして量産
- 情報の出どころや正確性が不明になる
- フェイクニュースやデマの拡散
- 話題性や炎上目的の記事が広がり、正しい情報が押し下げられる
何が問題なの?
- 正しい情報にたどり着きにくくなる
- 誤った情報を信じてしまうリスクが高まる
- 情報が一部の意図によって偏る(情報バイアス)
対策方法
- 検索ワードをより具体的にする(例:「〇〇とは site:example.com」など)
- 信頼できる一次情報(政府機関・学術機関・公式サイト)を探す
- 複数の情報源を見比べる
- Googleだけでなく、DuckDuckGoやBingなど別の検索エンジンも試す
- サジェスト非表示や削除申請(Googleには削除申請フォームあり)
まとめ
検索汚染は、検索エンジンのアルゴリズムと人間の情報発信行動が組み合わさって起きる“情報の偏り”です。
対策のカギは、「検索の仕方を工夫する」ことと「情報源を複数チェックする」ことです。

シヴィエさん
調べたいことをネットで検索するだけでも難しくなっちゃったね!

アマエビちゃん
調べごとは図書館でするほうが有意義かも
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