最近、手軽に始められるハンドメイドとして人気のレジンクラフト。百均でも材料が手に入るようになり、多くの人が楽しんでいますね。しかし、レジンは化学製品のため、正しい取り扱い方法を知っておくことが大切です。
この記事では、レジン初心者の方に向けて、安全な使い方と完成品の保管方法について詳しく解説します。

レジンでアクセサリーを作ってみたのだけど、扱いの注意とかあるのかな?

最近手に入りやすくなったレジン、今回は取り扱いについて分かりやすくまとめてみたよ
レジン取り扱い時の重要な注意事項
1. 皮膚に直接触れないよう注意する
レジン液は絶対に素手で触らないでください。 未硬化のレジンが皮膚に付くと、アレルギー反応を起こす可能性があります。
必要な保護用具
- 使い捨て手袋(ニトリル手袋がおすすめ)
- エプロンや汚れても良い服装
- マスク(できればN95タイプ)
2. 換気を徹底する
レジンからは有害な蒸気が出るため、必ず換気の良い場所で作業してください。
- 窓を開けて風通しを良くする
- 換気扇を回す
3. 目を保護する
レジンが目に入ると危険です。保護メガネの着用をおすすめします。
もしもレジンが皮膚についてしまったら
- すぐに大量の水で洗い流す
- 石鹸でよく洗う
- 皮膚に異常が見られたら医療機関を受診
軽い接触であれば大きな問題にならないことが多いですが、敏感肌の方は特に注意が必要です。
レジン作品の適切な保管方法
完成直後のケア
レジンが硬化した後も、以下の点に注意して保管しましょう。
1. 直射日光を避ける 紫外線によって黄変(黄色く変色)する可能性があります。
2. 高温多湿を避ける 品質劣化の原因となります。
3. ホコリ対策をする 表面にホコリが付くと美しさが損なわれます。
長期保管のコツ
保管場所の選び方
- 直射日光の当たらない場所
- 温度変化の少ない場所
- 湿気の少ない場所
保管方法
- 個別に柔らかい布で包む
- 密閉容器に乾燥剤と一緒に入れる
- 重ねて保管する場合は、間にクッション材を挟む
作業環境を整えるポイント
必要な道具一覧
安全用品
- 使い捨て手袋
- マスク
- 保護メガネ
- エプロン
作業用品
- シリコンマット(汚れ防止)
- 計量カップ
- 攪拌棒
- ドライヤーやヒーター(気泡抜き用)
作業スペースの準備
- 平らで安定した作業台を用意
- 新聞紙やシリコンマットで保護
- 十分な明るさを確保
- 必要な道具を手の届く範囲に配置
よくある失敗とその対策
気泡が入ってしまう
原因: 混ぜすぎ、温度が低い
対策: ゆっくり混ぜる、室温を上げる、ドライヤーで温める
黄色く変色した
原因: 紫外線、熱
対策: 日陰で保管、高温を避ける
表面がベタつく
原因: 硬化不足、配合比率の間違い
対策: 正確な計量、十分な硬化時間
まとめ
レジンクラフトは正しい知識があれば安全に楽しめる趣味です。特に重要なのは
- 皮膚に直接触れないよう保護具を着用
- 十分な換気を行う
- 完成品は直射日光を避けて保管
これらの基本を守って、素敵なレジンクラフト作品作りを楽しんでくださいね。安全第一で、クリエイティブな時間をお過ごしください!
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